暗黒星雲

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2009年 07月 13日

塔2009年4月投稿→7月掲載 <真中朋久選>

忘れたと言い張る姉が夢にみる首を掻かれた父親の顔
青黒いあの山並を越えゆけば海に夕日が浮かんでいるはず
春の宵熱おびひかるきみの名に丸く小さな済の印捺す
呼び出され駆け出していく雨の中きみだったんだ僕ではなくて
感情の干満或いは満ち欠けに言い訳をせず受け入れるのみ
ぶり返す寒さの朝の光受け歩道に倒れている自転車
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by araimitsu | 2009-07-13 11:53 |


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